Monthly Column マンスリーコラム

2025年3月号

キャリアコンサルタントとして先生と子供たちを支えていく

〜「進路の不安」を「自信」に変える、東北6県の教室から

みなさんこんにちは。いわてキャリアコンサルタント研究会理事の大坂彰子です。 

私は、キャリアコンサルタントの資格を取得して以来、進路情報会社とタッグを組み、進路・職業選択に関わる講座を担当しています。活動の中心は東北6県で、年間の受講生数は約5,000人にのぼります。

今年は特に福島県からの依頼が増えており、高校生を対象に進路選択の心構えや、履歴書の書き方、求人票の見方、模擬面接までを幅広くサポートしています。また、1年生から3年生まで年間を通じて関わることもあり、5年以上にわたって保護者会で「進路選択とお金」というテーマで講演を続けています。

私の強みは、元人事という経験だけでなく、キャリア理論に基づいたアドバイスができる点にあります。企業側の視点と、理論に裏打ちされたキャリア選択の考え方を組み合わせることで、生徒たちが実践的かつ納得感を持って進路を決定できるよう支援しています。単なる知識の提供ではなく、生徒一人ひとりが自分の将来を主体的に考えられるよう導くことを大切にしています。

当初3年生向けの保護者会で講演をしていましたが、先生方の意向により、希望者には1年生から聞いてもらうようになるということも多いです。毎年の講演の内容自体は変わらないものの、アクティブラーニングを取り入れた講演のため、「楽しく学べる」「有益な情報交換ができる」とリピーターが多いです。また、学校側も予測していなかったことですが、何度も話を聞くことで進路に対する意識が高まる生徒や保護者が増えてきました。

印象的なエピソードのひとつに、ある保護者の話があります。お子様が有名高校に合格したものの、経済的な理由で進学を諦める選択をしようとしていました。しかし、その保護者は3年間私の講演を聞き続けており、最終的には先生の説得もあって進学を決断しました。数年後、その生徒は教育実習生として母校に戻り、自分の経験をもとに後輩たちに進路選択の大切さを語っていました。その話をお聞きして胸が熱くなりました。

このように、キャリアコンサルタントとして生徒や保護者と関わり、彼らの人生に影響を与えられることは大きなやりがいです。私が提供するのは単なる情報ではなく、将来を切り拓くための視点や考え方です。講座や講演を通じて、生徒たちが自らの可能性を広げ、より良い選択をできるよう支援し続けていきたいと思います。 キャリアコンサルタントとして、今日も私は東北6県を飛び回ります。

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大坂 彰子

国家検定2級キャリアコンサルティング技能士、
国家資格キャリアコンサルタント
メンタルヘルス・マネジメント検定Ⅱ種(ラインケアコース)
秘書1級、サービス接遇検定準1級、アンガーマネジメントファシリテーター他多数